飾らない物語を。

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観光スポットはないけれど。愛媛で一番小さな町の「なんかいい」を綴る日記、はじめます。

はじめまして。

愛媛県で一番小さな町、松前(まさき)町にある観光物産協会です。

今日からこの『ヒト・コトDiary』という場所で、私たちの町の物語を少しずつ綴りはじめます。

最初から、少し正直にお話しさせてください。

松前町には、いわゆるガイドブックの表紙を飾るような、目立つ観光施設やスポットは……実はありません。

(あるのは、県内最大級のショッピングモール「エミフルMASAKI」くらいでしょうか。)

それでも、この町をふらりと訪れた方や、ここで暮らす人たちが、ときどき口を揃えて言ってくれる言葉があります。

「言葉にするのは難しいけど、この町、なんかいいよね」と。

ここには、思わず心がほどけるような人のぬくもりがあります。

ゆっくりと流れる穏やかな時間と、

この小さな町でずっと大切に引き継がれてきた、

目には見えない文化や伝統があります。

私たちは信じています。

立派な建物がなくても、この町の「人」や「日常」にこそ、

他のどこにも負けない確かな手触りがあるのだと。

けれど同時に、観光協会としてずっともどかしさも感じていました。

これまで私たちは、写真や動画で「いま」を伝えることばかりに目を向けて、その奥にある「想い」や「物語」を、十分にお伝えできていなかったのではないか、と。

松前町からの声はまだまだ小さく、この「なんかいい」魅力が、まだ必要な誰かに届ききっていません。

だからこそ、私たちは「情報」を流すだけでなく、この町の体温を「言葉」で丁寧に伝えることを選びました。

私たちが大好きなこの町の景色や、そこで泥臭く、真っ直ぐに頑張る人たちの背中を、

ほんの少しでも後押しできる存在でありたい。

この温かい町のぬくもりが、これからもずっと続いていくように。

そんな決意を込めて、この『ヒト・コトDiary』を立ち上げました。

これからお届けするのは、松前町の「ヒト」と「コト」の物語です。

背伸びをせず、等身大の言葉で、私たちの町の「日常」をおすそ分けしていきます。

ふとした時にページをめくるような気持ちで、のんびりとお付き合いいただければ幸いです。

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